酸素を取り入れる為にエアレーションを使う
メダカは、流れが激しい場所では生きていくことが出来ません。
そのため、飼い方の基本環境としては、水流が無い事があげられています。
メダカは、川に生息しているのですが、その様子を想像してみて下さい。
とてもゆっくりとした水流の場所に生息している事がわかり、急流にはメダカは生息していません。
そのため、エアレーション装置は使わないことをお勧めします。ちなみに、エアレーションとは何かご存知でしょうか?
ペットショップ等で多分見たことがあるかと思いますが、プクプクと泡が出ている装置の事です。
同種の物で、エアーストーンやエアーポンプとも呼ばれる物もあります。
この装置は、空気を水中に送り込む為の装置なので、メダカにとっても良さそうに思う方もいるでしょう。
しかし、水流がどうしても発生してしまうのです。そのため、メダカの飼い方としては不向きなのです。
では何故、水流がない場所で飼わなければならないのでしょうか?
それは、メダカは泳ぎ続ける事が苦手だからです。
基本的にメダカは、素早く泳ぐ事は出来るのですが、水流が激しい場所に1日中いると、逆に疲れてしまいしんでしまうのです。
その為、酸素を取りこむ為にエアレーションを使うよりも、多く水面の表面積を出来るだけとってあげ、多く酸素をとりこめるようにし、更にたくさんの水草を入れてあげるようにした方が良いでしょう。
その様な環境づくりが出来ない場合もありますよね?
そんな時には、水流が出来るだけ発生されないタイプのエアレーションを使うようにすると良いでしょう。
しかし、やはり水に実際沈めてみない事には、水流がどの位出るのかが分からない事が多くあります。
もし、使用してみて水流が激しいと感じたら、出水口をスポンジフィルター等で調整する方法もあります。
勿論、少ない酸素よりも多い方が良いので、その環境によっては使った方が良い事もあります。状況に応じて、対応しましょう。