メダカにタマゴを産ませる為に注意する事とは?
もしも、今現在飼っているメダカ・・・もしくはこれからメダカを飼おうと思っている方で、『タマゴをメダカに産ませたい!』と思っているのであれば、是非タマゴを産みやすい環境作りをしてあげましょう。
では、どの様な事に気を付ければ良いのでしょうか?
まずは、水温です。一般的に、飼い方として良いとされる水温は、最低でも20度である事が条件となっています。
20度以下になってしまうと、メダカの動きが鈍くなってしまい、交尾をしなくなります。
もし、本格的にメダカの繁殖を考えているのであれば、是非水温計を用意して水の温度を測るようにしましょうね。
また、20度という数値はあくまでも最低条件です。
その為、照明やヒーター等で調整可能な状態であれば、25~28度に保ってあげると最もメダカが住み易い状態になります。
次に、日照時間も大切です。
メダカに日が13時間以上、出来れば14時間程は当たるようにすると良いでしょう。
これは、簡単に室内照明で調整する事が可能です。
次に、♂と♀の数です。産卵する飼い方として、一般的なのは10匹程度は用意した方が良いと言われてます。
確かに、♂・♀1匹ずつであっても、交尾をしない訳ではありません。
しかし、メダカも生き物ですので、好き嫌いはあります。相性が悪い可能性もあり、悪い相性の相手とは交尾をしないのです。
その為、♀が♂よりも多めにした方が良いでしょうね。
よくある事なのですが、『♀を見たら素手にタマゴを持っていた・・・』という事も・・・。
もし、求愛行動を見てみたいという場合には、次の方法を試してみましょう。まずは、基本的な行動を考えることが必要です。
基本的な行動とは、メダカが求愛行動を何時するのか?と言うことです。
メダカが、夜明けに求愛行動を起こすといわれています。その為、見る側も早起きする必要があります。
ここで一つ問題が・・・。実際、何時頃から明るくなるって事を知っている方はいますか?
そうなると、明るくなる時間を調べなければなりません。結果的に面倒ですよね?
その為、自分が寝る前にスッポリと水槽が隠れる位の布や服などで、水槽を覆って真っ暗にしましょう。
そうする事で、自分が朝起きた時点でこの覆ったものをとると、メダカは夜明けと勘違いをして求愛をすると言われています。是非、試してみて下さいね。