メダカにタマゴを産ませる為に注意する事とは?

2010年4月23日

もしも、今現在飼っているメダカ・・・もしくはこれからメダカを飼おうと思っている方で、『タマゴをメダカに産ませたい!』と思っているのであれば、是非タマゴを産みやすい環境作りをしてあげましょう。

では、どの様な事に気を付ければ良いのでしょうか?

まずは、水温です。一般的に、飼い方として良いとされる水温は、最低でも20度である事が条件となっています。

20度以下になってしまうと、メダカの動きが鈍くなってしまい、交尾をしなくなります。

もし、本格的にメダカの繁殖を考えているのであれば、是非水温計を用意して水の温度を測るようにしましょうね。

また、20度という数値はあくまでも最低条件です。

その為、照明やヒーター等で調整可能な状態であれば、25~28度に保ってあげると最もメダカが住み易い状態になります。

次に、日照時間も大切です。

メダカに日が13時間以上、出来れば14時間程は当たるようにすると良いでしょう。

これは、簡単に室内照明で調整する事が可能です。

次に、♂と♀の数です。産卵する飼い方として、一般的なのは10匹程度は用意した方が良いと言われてます。

確かに、♂・♀1匹ずつであっても、交尾をしない訳ではありません。

しかし、メダカも生き物ですので、好き嫌いはあります。相性が悪い可能性もあり、悪い相性の相手とは交尾をしないのです。

その為、♀が♂よりも多めにした方が良いでしょうね。

よくある事なのですが、『♀を見たら素手にタマゴを持っていた・・・』という事も・・・。

もし、求愛行動を見てみたいという場合には、次の方法を試してみましょう。まずは、基本的な行動を考えることが必要です。

基本的な行動とは、メダカが求愛行動を何時するのか?と言うことです。

メダカが、夜明けに求愛行動を起こすといわれています。その為、見る側も早起きする必要があります。

ここで一つ問題が・・・。実際、何時頃から明るくなるって事を知っている方はいますか?

そうなると、明るくなる時間を調べなければなりません。結果的に面倒ですよね?

その為、自分が寝る前にスッポリと水槽が隠れる位の布や服などで、水槽を覆って真っ暗にしましょう。

そうする事で、自分が朝起きた時点でこの覆ったものをとると、メダカは夜明けと勘違いをして求愛をすると言われています。是非、試してみて下さいね。